紙垂の作り方
紙垂(しで)とは、幣帛(へいはく:神前に供える物の総称)のひとつです。
カミナリさんなどと呼ばれる事もあり、 清浄の証として、注連縄などに飾られます。
紙垂の作り方には、いろいろな流派があるみたいですが、 ここでは、三区で使っている紙垂の作り方をご紹介します。(これが何派の何流なのかはよく分かりません^^;)
はじめに
この紙垂は清浄の証となるものですから、作る前には白衣を着用し、身を清め、心を落ち着けてから作りはじめて下さい。
手順説明
1)まず、奉書・美濃紙・半紙などの紙を用意して下さい。これを、適当な大きさに切ります。
2)用意した紙を二つ折りにします。
3)二つに折った紙に、2/3程度、切れ目を入れます。
左端は1/10くいし、2番目は2/10くらい、三番目は3/10くらい。残りの部分が4/10くらいになる様にします。
(赤の線が切れ目を入れる場所)
4)切れ目を入れたら、左端はそのままに、順次手前に折っていきます。
5)最後に、一番上の部分を少し折っておきます。
はい、これで完成。注連縄にはさみ込む時は、前から見て、このかたちになるように挟み込んで下さいね。
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